「母親『がん』の人、手を挙げて」校長が無神経発言

校長はこの際、「この中に、母親ががんを患っている生徒がいる。その親子のためにも、全国大会を目指して頑張ってほしい」などと話した。さらに、校長は「母親ががんの生徒はだれ」と挙手するように求め、生徒が手を挙げたという。

頭の中にすげー陳腐なストーリーのテンプレが入っていて、それにピタリと当てはまってしまったのだろうな。

あちこちの反応を見ると「無神経発言」という事でみんな怒っているようだが、この件で本当に怖いのは、なんでこの校長先生が「母親ががん」だということを知っていたのかということだろう。
たぶん担任->主任->校長というルートで上がっていたのだろうが、すると校長というか学校には生徒の家庭のプライバシーにかかわる情報が大量に蓄積されていることになる。
生徒指導上必要なことではあるが、個人情報保護なんかの立場からいうとかなり危険ではあるな。
しかも学校の先生たちは守秘義務という言葉を知らないようだし。

[permalink][contents][page top]