今時のWindowsな考え方
BORAKIMI!のWindowsという考え方でUnix的な考え方を逆にするとWindows的になるとネタが展開されているのだが、Windowsについてのイメージがちと古いのではないかと思ふ。
僕がゲイツソフトウェアを擁護するのもアレなのだが(笑)
最近のWindowsという考え方
- 大きい事は必ずしもよいことではない(ネットで配布するのに困る)
- 出来るだけ各機能をコンポーネント化する
- コーディングは慎重にしてるのか?(これは昔から)
- 効率はCPUの領分(これも昔から)
- 何でもかんでもXMLデータ(これは最近)
- APIが公開されているので借りられます(割と昔から)
- Windows-Scriptなどによって梃子の効果を高める
- 移植性はエミュレータにお任せ。(VMWareやVirtual PC)
- デフォルト設定を妥当なものにして対話の必要性を減らす
- すべてのプログラムをコンポーネント化する。(特に。net以降)
釈迦に説法かもしれませんが、Unixがフィルター最高とか叫んでいる間に、コンポーネント化で大きく遅れをとってしまって、GnomeやKDEがどうというのが実情だと思います。
追記
Miguel de Icaza先生のお言葉
今日,Unix は時代遅れで緩やかに結合されたツールの集合である.その結果,ユーザにとっては極めて低品質な思いをすることになる.
Internet Explorer はあなたが考えるかもしれないように単一の実行可能モジュールではない.Internet Explorer は COM コンポーネントの集合から作られる.これらのコンポーネントは個々に開発,デバッグ,公開され,結局,すべては統合化アプリケーションの幻想を作っている.現在,これの美徳はこれらのコンポーネントが Internet Explorer 外部で再利用できることである.Microsoft 以外のプログラマは彼らのアプリケーションでこれらのコンポーネント(HTML レンダリングエンジン,XML エンジン,JavaScript エンジン,ツールバー,彼らのスクリプティングエンジンなど)を使うことができる.
Microsoft アプリケーションは Internet Explorer の部品を再利用する