感想文
最近,「特定作品名」+「感想文」の検索が多い.
そういう季節なのだろうな.
こういうのを見ると僕は大嘘の感想文を書きたくなってくるのだ.海底2万マイルの感想文は以前書いたことがある.正確に言うと嘘は書いていないのだけど.
次代を担う子供達には「タダ飯はどこにも落ちていない」という事をきっちり教えてあげるべきだと思うのですよ.
まあこれだけでは冷たいので読書感想文の書き方について少しアドバイスをしておくとですね.学校の方で読書感想文を書く本にどういう指定をしているのかにもよりますが,いきなり長編にチャレンジするのは無理があります.特にこの時期からは.
可能であれば短編,それも日本人の作家の短編が狙い目です.
- 芥川龍之介(http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person879.html#sakuhin_list_1)
- 森鴎外(http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person129.html#sakuhin_list_1)
- 宮沢賢治(http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person81.html#sakuhin_list_1)
- 中島敦(http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person119.html#sakuhin_list_1)
といった作家から2,3編選んで,ついでに作家論めいたまとめでも書いておけばまずOKでしょう.
追記
思い出したネタ.
集英社の方では集英社 海外ファンタジー・フェア『webぷちメール感想文大募集というのをやってます.(ブラウザが勝手に最大化されるので閲覧注意).
携帯からでも応募出来るらしいです.
原稿用紙で四苦八苦しているお子様がいる一方で,携帯から感想文書いて応募するお子様もいるのだろうな.