「ビジネス・ジャーナル」と「ジャーナル・アカデミー」
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001510.html
この章の大半を割いて解説されている「ビジネス・ジャーナルのあり方」を、僕なりに引用・要約すると、以下のようになる。
さらに要約すると
- 固有な「理論体系」=理論型をもたず、理論なるものを拒否する。
- 時代が異なり、対象領域が異なり、問題領域が異なれば、それを分析する方法、分析結果を論じる叙述の仕方が変わると考え、「先例」や「経験」に多くを学ぶ、というスタイルを取る。
- 鋭い現実感覚。つまり時代の「空気」を一瞬に読みとり、一語で要約する眼力。
- 「現在」の最も不確定要素に満ちている部分を扱うから、判断や予見は、間違うことを避けて通ることはできない。
なんとなく刹那的というか株屋的な匂いを感じる.特に3,4.ビジネス・ジャーナルというのはある種の投機なのか?
前者(ビジネス・ジャーナル)の担い手として、長谷川慶太郎、堺屋太一、大前研一、山本七平を並べ、確かに言論における投機家みたいな連中ばかりだな.
梅田氏はここから「ネット上の言説のあり方」に論を持っていっているのだが,この線でいけばblogなんてのは言論のデイ・トレーディングみたいなものだろうか?