グーグルCEO、ソーシャルネットワーク「Orkut」を利用した検索を提案

http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20065020,00.htm



データやネットワーク自体も丸抱えしている現在のOrkutのようなやり方は、ひと昔前のパソコン通信にちょっと似ている。これが、インターネットのようなパブリックな仕組みに置き換えられていくことは必然だろう。

個人データ自体はみんな自分で持って、公開ポリシーを自分で設定し、そこにさまざまなサービスのロボットがやってきてデータを収集し、自社サーバにインデックスを作成する。何かを「すばやく発見」したいときは、それぞれのサービスを使い、その利便性・価値に対して何かを支払う。

というわけで、ソーシャルネットワーク技術はこれから、「ホームページのようなかたちで自分のプロフィールを自分で公開する」という方向に動き、サービス提供者はそれのデータを溜め込むという方向に動くはずだ。

つまり、これまで企業サイトの「about us」とか、個人サイトの「プロフィール」などでずっと行われてきたことが、メタデータセマンティック・ウェブの枠組みに乗ってくる。

http://d.hatena.ne.jp/moleskin/20040319#p5でほのめかしたことを先に書かれてしまった.
で,僕はパソ通の方向にいくんじゃないかと思っているんですよね.
ソーシャルネットワークなんかを提供しているところがネットワーク内限定のメールやその他のサービスを提供するようになって,でソーシャルネットワーク内だけで一通りのことが済むようになる.あとは人口の問題ですな.
Orkutなんかはもうその中だけでお仕事が出来るくらいの規模のコミュニティになっているんじゃないかなあ.業界人はソーシャルネットワークのIDが無ければ飯が食えませんみたいなことになれば,みんな雪崩を打ってソーシャルネットワークに入ってしまい,今のInternetはそれで終わり.
既存のパブリックなInternetは認証の問題があるし,それにメールシステムに関して言えば今のパブリックなシステムにみんな飽き飽きしているのは確かでしょう.あと著作権管理とか,著作権管理とか,著作権管理とか.
時代はセミクローズドな方向に行くんじゃないかと.


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