最悪の開幕戦

すいません。サポーターの義務を放棄して途中で帰っちゃいました。その代わりbloggerの義務として見たことは書きます。
試合は開始早々、風上に陣取った横浜FCの攻勢で始まります。この時間帯をしのげればよかったのですが、我がベガルタ仙台は守備面でいくつもの弱点をさらけ出し、20分までに2失点、その後も圧倒的に攻め込まれました。
一方攻撃陣は輪をかけてひどく、敵にはさんざんFK,CK、シュートを打ち込まれたのに、こちらは前半41分で最初のCK、前半終了間際に最初のシュートという有様です。
後半になってもこの展開は変わらず、あっさり2失点。僕は4失点後、萬代のJリーグデビューを見届けてから帰りましたが、0−4で終わったところを見るとそのまんま終わったのでしょう。
問題点はいくつもありますが、代表的なものを攻防ともに二つずつ。

まず3バックは失敗です。ベルデニック式3バックにはかなりの問題があります。特に4失点目に繋がったプレーが特徴的で、少し詳しく書きます。このとき左サイドの村上自陣内でボールを持っていたところ敵の二人に囲まれてしまいます。ところが仙台の選手は誰も助けに行こうとせず、村上は見殺しにされ自陣内でボールを奪われてしまいます。ボールホルダーが自陣内で数的劣勢に陥りボールを奪われるとは信じがたい光景ですが、ベルデニック式3バックでは両サイドは攻防ともにサイドMF一人が担当し、サイドが突破された場合はひたすら中央を固めることになっているようです。
またこれは攻撃面でも言えることですが、うちの選手、特にMF陣は1対1での対人能力に問題があるようです。この日風が強いこともあり横浜FCはドリブル主体の攻撃をかけてきましたが、仙台はこれを止めることができずさんざんにかき回されました。

攻撃面では前線でのターゲットマンの不在。マルコスか絶好調の山下でも居れば、彼をターゲットマンにしてとりあえずボールを預け、その間に押し上げるとか出来るんでしょうが、あいにくポストプレーやキープ力のある選手が最前線にいないので、寿人君の俊足頼みのカウンターか財前の個人技くらいしか攻め手がありません。
また戦術眼のある選手がMFに居ないのも問題で、無理に密集地にパスを通そうとしてパスカットされること数知れず、仙台というとでかいサイドチェンジが名物だったのですが、やめちゃったのですかね?
他にもいっぱいありますが、これ以上書いてもむなしいので止めます。はてなの他の人の日記か、他のBlogや日記を参照してくださいな。

まあ僕は楽観的で修正は可能だと思います。まず3バックはやめる。ベルデニック式3バックは両サイドに日本代表クラスのMFが居て、トップ下にナカータでも居ないと機能しないと思います。4バックにして守備を安定させて、前のMF二人には攻撃に専念してもらいましょう。
あとFWのどちらかを背の高い人にしましょう。思い切って萬代先発とか。無根拠だけどたぶん行けると思います。
まあ今日は負け試合ですのでこのくらいで勘弁してください。勝っていればこの3倍は書けるんですけど。

追記
闘志の問題じゃないと思う。システム的な部分が大きい。まあサポ含めてもなめていたのは確かですね。大友コールはともかくYMCAって何よ。
追記
どうせなめるなら萬代先発、中田洋介ボランチに入れてシルビーニョトップ下でよかったんじゃ?