万年筆

ボーナスの残り(もう残りなのだ)で万年筆を買った.買ったのはPelikanのスーベレーンM400.伝統の緑軸のやつである.
困ったことにそれなりの贅沢者のようで,Pelikanのfutureと違い,紙をテーブルか何かの平らな面に置いて書かないと,きれいに文字が書けない.手帳を手に持ったまま書くというのには少し向かないようだ.
しかも書き手に対するペンの持ち方や字の書き方に対する要求水準はfuture以上で,おかげで仙台行きの新幹線の中ではいまひとつ使い心地が悪かった.僕は指定のE席に座ったので,右隣に人が居たおかげで右腕を十分横に開くことが出来なかったからだ.
どうやらこれを車内で使うには最低でもグリーン車が必要らしい.M400でこれだから,より上位のM800あたりだと,新幹線どころか北斗星くらいの寝台列車の豪華個室でも字が書けませんとか言い出すのではないだろうか?

追記
実家の机で少し使ってみた.Pelikan様曰く.椅子が低いそうです.だー.万年筆を使うとこういうところが妙にセンシブルになる.M800なんぞ買った日には書斎と豪華ライティングディスクが欲しいとか言われそうだ.

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