<ノルウェー>イラク駐留軍で論争 国民の批判浴びる

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00001020-mai-int
長めに引用.どっかの国の明日の運命


ノルウェーは7月にイラクに約150人の工兵部隊を派遣した。オスロからの報道によると、政府は国民に「占領の役割を担う米軍とは一線を画し、水道や電力の復旧などの人道支援だけを目的とする」と説明。戦闘のための派遣ではないとしたうえで、派遣地域も治安が比較的安定しているとされたイラク南部のバスラ近郊を選んだ。

 ところが、イラク南部でも治安が次第に悪化。派遣部隊は「活動場所が戦闘地域になった」と政府に訴え、戦闘地域での活動に支給される特別報酬を要求した。政府が特別報酬の支給を認めたため、派遣反対派は「非戦闘地域への派遣という前提を政府自身が崩した」と反発している。

 さらに、米国防総省の報道官が「ノルウェー部隊は米国主導の多国籍部隊の一部」と発言したことをノルウェーのメディアが大々的に報道したため、論争は火に油を注ぐように燃え上がった。ペターセン外相やデーボル国防相は「報道官の認識は間違っている。米軍の占領行為には加担しない」と国民の疑念払拭に懸命になっている。

イラク関連では少し古いニュースで<アフガン派兵>NATO「全国展開できず」 各国で財政難という記事もある.イラクだけで手一杯なのだ.どうもイラク占領は既存の国際社会の枠組みを誰も予期しなかった形で崩壊させてしまいそうな予感がある.

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