恵楓園自治会 謝罪受け入れず ハンセン病元患者宿泊拒否の釈明に反発「口先だけだ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031120-00000072-nnp-kyu


自治会は、前田総支配人の反省不足を指摘し、「総支配人としてどう責任をとるのか」「旅館業法違反処分にどう対応するのか」「社会にどう説明するのか」について質問。さらに「総支配人を辞めろ」「ホテルを閉鎖すべきだ」など、激しい発言が相次いだ。

 前田総支配人は「立場上、この場で辞められない。私の責任として問題解決に当たりたい」などと弁明。しかし自治会は「黒川温泉のイメージ回復や、ホテルと自らの地位を守るための釈明と受け止めた。謝罪文の受け取りは断固拒否する」とはねつけた。

ここで書いたものと根っこで繋がっている問題.
確かにホテル側がある居のは確かだが,じゃあどうすればいいのかね?
特に「ホテルを閉鎖すべきだ」って,従業員全員路頭に迷わせる気か?
日本的な「とにかく謝る式」の社会では,あまりいいものではないといえ,こういうこじれた問題をそれはそれで解決する機構があったはずだが,いまやそういった機構は機能しなくなったようで,にもかかわらず「謝れ」式のエモーショナルな文化が上っ面だけは残っている.被害者の「怒り」は膨れ上がる一方で歯止めはない.最低.
先日は揶揄的に書いたが,日本もさっさとトラブルを弁護士と裁判と賠償金で解決する社会に移行したほうがよいだろう.