本屋

  1. ロケットマン 8巻」(isbn:4063339394)
  2. QED 18巻」(isbn:4063339386)

このシリーズも付き合いが長い.ロケットマンなんてつい最近はじまったような気がしていたが.

スクールランブル アニメ化
表紙にだまされて買ったことのある人間としては複雑.いやマガジンは「はじめの一歩」と「ねぎま」しかチェックしていないんで.でも最近はアニメ化されないマンガの方が珍しいわけで.漫画の新連載を始めるより,アニメの新作を始める方がたやすいという世の中ではあります.


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ネットの優等生はケータイが苦手?

インターネットに接続すれば無料で使えるメッセンジャーやパソコンのメール、メーリングリストの普及で、お金がかかる上、入力が面倒なケータイでのコミュニケーションを敬遠しがちになっているSFCの学生。一方パソコンが手元にある事が少なく、お金がかかったとしても事実上唯一の日常的なコミュニケーション手段としてケータイを使っている他の大学生。
SFCというとネットの最先端のように見えるが,本当は実社会から取り残されているんじゃないか?

追記
よくネットでは大学や企業なんかの肩書きは無意味だとか言ってる人がいるが、SFCにも同じことが言えるのかな?いやね、どこかでSFCと言えばエリートですからみたいな文章を見かけたのだよ。

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日本におけるネットリテラシーの最高文書

ネット上では空間移動が容易なのだから、カルチャーショックを受ける機会は断然増えている。特に自分が普段から接しているコミュニティから遠いところに迷い込んだ場合はそうだし、反対に相手が迷い込んでくることもある。そこで衝撃的な言説に触れてしまったとき、それに圧倒されたり即座に噛み付いたりしてしまう前に、一度頭を冷やす習慣をつけてはどうかということである。その発言者ないしそのコミュニティが持っているカルチャーやコンテキストやジャーゴンを尊重し、あるいは今の自分にとって全く受容できない言説であるなら、見なかったことにしてとっとと忘れてしまった方が(時間の節約という意味で)ネット文化形成期の現在においてはプラグマティックなアプローチかも知れない。サンデル的な共和主義的コミュニタリアニズムが示唆したのは、実はこのような割り切りではなかったかと思う。ネット空間を広域に横断する規制の議論も出てきてはいるが、それよりもあらゆるオーディエンスがネット上に自分の(信念の拠り所としての)安全地帯たるホームグラウンドを持てるようになることが、ネットを真に社会の一部として平和裏に取り込む第一歩ではないか。

ネットリテラシーという言葉をgoogleで検索するとこれがトップに来る.
見なかったことにしてとっとと忘れてしまった方が良さそう.
たぶん釣りだろうがセンス悪すぎ.
ビザが取れなくて大変だなあ,なんて同情した私が馬鹿でございました.

追記
いろいろ調べた結果.僕個人としては「ネットリテラシー」は禁句にすることにした.だってネットリテラシーって言葉を使う連中ってクソ傲慢なやつらばかりなんだもん.まずデフォルトからして,「自分はネットリテラシーとてもとても高い」ということが無謬な前提となっている.そんでもってBlog方面においては,この言葉が使用される文脈は「世の中にはネットリテラシーの低い連中がいて困ったものだ(もちろん僕はその仲間じゃない)」と「世の中のネットリテラシーの高い人たちはこんな進んだことを考えたり実践したりしている(もちろん僕はその仲間だ)」の二種類しかなさそうな感じだ.実はネットリテラシーネタでエントリひとつ埋めるつもりだったが,やめた.傲慢な連中の仲間入りをする気にはなれないのでした.


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Bloglines Mozilla Toolkit

the new version of Firefox broke many of the extensions built for it, including the Bloglines Toolkit. Chad has released a new version of the Bloglines Mozilla Toolkit that is compatible with the new version of Firefox,
だそうで

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新旧

この部品を巡っては、94年3月から全国で26件の不具合が発生、13件の車両火災を引き起こしていたが、同社ではリコール届け出を怠り、欠陥を隠し続けてきた。今月14日には一連の欠陥隠しを認め、リコール届け出を表明したが、問題のハブは、対策品を用意するまで4か月近くかかるとして事実上、欠陥を放置していた。

 しかし、総務省ソフトバンクBBが情報流出の全体像を把握できていなかったこと自体を問題視している。18日の行政指導では、今後新たな流出の発覚もありうるとして、どの情報がアクセス可能だったか徹底調査と再発防止策を求めた。

上はもちろん三菱自動車の件である.
重厚長大産業だろうが,IT産業だろうが,中の人には大した変わりはないらしい.
歴史や伝統のある企業に勤めているからといって当人に風格が備わるわけではないし.
ネットがどうたらみたいな仕事をしているからといって,当人の意識が進んだりするわけでもない.
ごく当たり前の話ではあるが企業と仕事と本人を同一視する輩が多すぎるわな.


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モーパッサン短編選

モーパッサン短篇選 (岩波文庫)

短編「シモンのパパ」
今から100年以上前のフランスの片田舎の話.少年シモンにはパパがいない.死別したというわけではなく,私生児でというお話.
たぶんオチも含めて賞味期限ギリギリでしょう.あと30年もすれば何のことやらさっぱりわからなくなっている可能性が高いです.
話は突然未来に飛びますが,「宇宙のランデブー2」(ISBN:4150110875).太陽系に謎の飛行物体が飛来して,調査のために探査隊が編成されるのですが,あるジャーナリストがこの探査隊に潜り込もうして,探査隊編成の権限のあるロシア人の将軍に娘の秘密を暴露すると言って脅すのです.
その秘密というのは,...娘が精神病院に入院しているということなのですね.
なんでこれが問題になるのかというのが理解しがたいです.現代においても同情はされるかも知れないが問題にはならないでしょう.
とにかくSF作家の描く未来というのはそういうところらしいです.
まあはっきり言っちゃうと中身は文体を含めて,ハーレクインロマンスに近いものがあります.ついでにいうとこの娘が精神病院のネタはル・カレの「スマイリーと仲間たち」(ISBN:4150404399)のパクリだと思います.同じようにロシア,当時はソビエトの最高幹部クラスのスパイを脅迫する場面があります.
上のエントリにも通じる話ですが,新しい題材を扱っているからといって,その扱っている当人も新しいとは限らないという事ですね.むしろ昔の人の方が進んでいるかも.


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