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新撰組最後の隊長、相馬主計

知る人ぞ知る新撰組最後の隊長の相馬主計も戦犯の流人である。(中略)函館戦争の土方歳三の戦死によって、隊長になる。敗戦後、新島に流され、二年後に赦免されて江戸に戻り、榎本武揚から鳥取県令に推挙されたが、それを断り割腹自殺を遂げた。江戸の流刑 …

実録・囚人のジレンマ

宝暦三年(一七五三)、御蔵島には八人の流人がおり、漁師で海に詳しい善吉の呼びかけに応じ、流人たちは島に火を放って島抜けをしようという計画を立てた。ところが島の娘と恋仲だった長右衛門が娘に別れを告げたために計画が発覚し、娘に密告されて七人は…